ー 経営計画の実行を促進する人材育成課題を抽出し、焦点を絞った人材育成施策の立案と実行の支援 ー

中小企業が競争に打ち勝ち、生き残っていくには、自社の経営戦略を現場で実践していく現場力を高めることが必要となります。そのためには、貴社の経営戦略や人事評価制度を踏まえて、育成ターゲットごとの重点育成課題を絞り込み、焦点を絞った人材育成施策の立案し、泥臭く実行していくー  その取り組みが自社の現場で活きる知識やノウハウを習得を促進し、組織全体の能力を高めていく最善の近道だと考えています。

人材育成体系の導入支援

中小企業の人材育成では、最新の流行ノウハウ、有名企業の成功事例、有名MBAのメソッドなどを導入しても期待した効果は得られません。自社の経営戦略(経営計画)を現場で実践していく現場力を高めるために、育成ターゲットごとに育成課題を絞り込み、限られた時間とコストを投下していくことこそ必要です。

そのために、貴社の経営戦略や人事評価制度を確認し、育成ターゲットごとの重要成果・重要業務・重要能力を確認します。そして、人事評価結果など事実情報を整理分析して現状と課題を整理します。その上で育成ターゲットごとに重点育成課題を絞り込み設定していきます。さらに、重点育成課題をどのような方法で育成していくか、貴社の実情を踏まえて協議し策定していきます。

人材育成施策の実行支援(オーダーメイド研修の開発や実施)

人材育成施策は、パッケージ型で良いケースと、オーダーメイド型が必要なケースがあります。パッケージ型で良いケースは一般的なスキルやノウハウを学習する場合です。この場合は、Eラーニングや公開セミナーで十分です。一方、オーダーメイド型が必要なケースは、自社における特定の人材課題を具体的に解決したい場合です。

オーダーメイド型の研修では、自社の具体的な育成課題に対して、研修後に目指す状態(出口)と研修前の状態(入口)を具体化します。そして、まずお腹の空いた状態(困っているがやり方がわからないなど)を作り問題意識を醸成します。その上で(美味しい料理として)解決につながる具体的なノウハウや行動を、自社固有のケースや実習を通じて学習し、ノウハウの習得や行動変容を促します。

弊社では、人材育成施策の選別(パッケージで良いか、オーダメイドが必要か)とオーダーメイド研修の開発や実施を支援しています。

社内ビジネススクールの導入運用支援

中小企業によくある状況として、高い成果を上げている優秀な人材がいるが、自分のノウハウを他の人に教えようとしないケースがあります。また、社内に育成する風土がなく、個人商店化しているケースもよくあります。

そのような状況を解消するには、優秀な人材が自身のノウハウを教えることを促進する仕組みの工夫(人事評価制度の工夫)と、教える側の負担を減らし、教える側が得をする取り組みも必要です。

弊社では、優秀な人材が社内の他の人に自身のノウハウを教える方法(社内ビジネススクールでの研修設計と実施ノウハウ)を提供しています。併せて、人事評価制度の工夫(教えることへの動機づけを促す仕組みなど)についても支援しています。